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ご挨拶

日本知財学会とは 
 わが国は、現在、激しい国際競争の中で、経済的にも社会的にも従来と異なって、その真価と位置づけが世界から大きく問われております。世界は、真に独創的な「知的資産」に基盤を置く構造に転換しつつあります。こうした転換の中で、より優れた「知的資産」の集積をはかり、その活用を高めていくためには、各企業をはじめとした組織の経営努力だけでなく、国家規模で戦略的に進めていくことが求められます。日本政府もこのことを強く意識し、「知的財産立国」を目指し、さまざまな施策を展開しているところであります。こうした試みが、わが国の経済構造・社会構造を根本的に変革し、今日の我が国の停滞を脱し、今世紀において、豊かな社会を形成していくうえで大きく寄与することは間違いないものと確信致しております。

 このような課題に取り組むためには、価値ある知的資産の中でも特に重要な位置づけを持つ「知財」に関わる学問的な研究が不可欠になるものと考えられます。
  つまり、最先端の科学技術的成果やコンテンツなどといった無形の資産について、法律学・経済学・経営学・政治学・国際関係論・自然科学などを総動員し、幅広い視点から研究を進めることの必要性が求められております。それによって、来るべき社会の目標に向けてダイナミックに政策を動かしていくための、基盤が構築されるとも考えられます。

 私どもは、「知財」を基盤とする社会の構築に向け、学際融合的な研究の場の創造とその拡大・深化を進めてまいりました。それは、わが国が採るべき具体的な指針を提示し、社会全体の活力を高める戦略を構築するために、有益なものでなければならないと考えています。今や、「知財」に代表される知的資産のマネジメントに関わる知識は、企業戦略立案、産学官連携、ベンチャー創業など直接的に「知財」と関わりを持つ世界のみならず、広く個人や組織の社会活動一般においても、強く求められる時代となりました。本学会は、各種の活動を通じ、今後の日本社会の再生に不可欠な「知財」人材の育成を果たしていく所存でございます。