分科会 Subcommittee

【会員対象】定例研究会

第8回定例研究会(ビジネスと知的資産・知財法研究分科会)
「知財業界の変遷と知財活用の将来像<ある知財人の実務的視点と展望>」

1990年代より、ヨーロッパ・米国を舞台にグローバル環境下で知財のビジネスに関与して来た、弁理士の正木敬二氏をお招きし、知財業界の変遷と知財活用の将来像を皆様とともに議論したいと思います。キーワードとして、知的財産、特許、標準化、知財政策、ライセンス、プロパテント政策、メディアの変遷、パテントトロール、知財保護の将来像などに関連します。皆様のご参加お待ちしております。

【日 時】 2016年5月19日(木)18時30分~20時30分 受付開始:18時
【会 場】 アゴラ東日本橋
     (東京都中央区東日本橋3-4-10 アクロポリス21ビル4F)
     http://www.agora-h.jp/
【テーマ】 「知財業界の変遷と知財活用の将来像<ある知財人の実務的視点と展望>」
【講演者】 
正木敬二氏(International Knowledge Asset Office代表、弁理士・US Patent Agent)
<ご略歴>
1980年代前半、米国光ディスク研究開発会社と日本家電メーカとの合弁会社にて、特許担当者として発明の発掘・特許クリアランス・ライセンスサポート業務を行いつつ日本弁理士資格取得。1980年代後半に、日本メーカでの、国内外企業へのOEM製品輸出を経験し、欧州本社にて商品マーケティング及び技術リエゾン等の業務を経験。その後、日本企業による米国特許ライセンス会社買収に伴い米国に移住。1990年から、15年間このライセンス会社の運営に参画し、特許出願管理・ライセンス・訴訟・和解・技術開発・特許ポートフォリオ取得・ライセンス会社の新設等各種の知財活用を経験した。その後、日本での標準化支援及び著作権管理部門の責任者を経験後、2006年に、米国にて知財コンサルティング会社を創設し、以後10年間日本内外の依頼企業の各種知財関連業務に関するアドバイスを行っている。
【内 容】
 1980年までは、日本企業内では一部企業を除きあまり重要視されていなかった知財部門(当時は特許部門)が、米国のプロパテント政策に影響され特に輸出重視企業で重要度を増し、特許出願件数も世界一位となった。しかし、その後の貿易黒字の恒常化に伴う為替レートの急激な変化に対応するために国内製造業の海外移転が進むにつれ、日本国内から海外への技術流出も起こった。その結果、近年大手日本輸出企業の多くが(価格及び技術)競争力を失い、大規模なリストラを余儀なくされている。ここで、あれほど政府の知財立国政策にも押された、多数の特許権を保有していた優良企業が、なぜそうした当時の海外新興企業によるマーケットシェアの侵食を食い止められなかったのか、知的財産は競争優位性維持にどのように役立っていたのか等についての疑問が生まれてくる。また、昨今での裁判例や法制化においては、知財保護がむしろ弱体化している面も見られる。
 この研究会では、光ディスク技術の誕生から現在に至るまでの知財活用の歴史を 見直しながら、知財分野での主要な変遷を見直すとともに、今後の知財活用の将来像を参加者とともに見出してゆこうとするものである。

セッションの特徴:
• 家電業界の動向(特に光ディスク技術)に詳しいプレゼンターを招聘し、過去の知財業界の変遷のサマリーを行う。
• プレゼンテーションの中で、参加者への質問を行いオーディエンス参加型になるよう努める。
• パネルディスカッションでは、実際に起こったこと・起きるべきだったこと、起きていても不思議ではなかったようなことを想定しながら、知財活動の将来像を浮き彫りにして行くことを試みる 
【プログラム】
18:00 開場
18:30 講演開始
19:30 参加者・分科会幹事・講演者を交えたセッション開始
20:30 終了
【参加費】 無料
【参加申込】 
今回は定例研究会としての開催となりますので、個人会員・法人会員・学生会員の方がご参加頂けます。参加申し込みは下記よりお願いします。
http://goo.gl/forms/379WrIAOEj