シンポジウム
■日本知財学会 財団法人機械産業記念事業財団 共催
第4回TEPIA知的財産学術国際交流会議(2012年2月24日開催)
「アジアの知財流通と事業化メカニズム」
開催主旨
社会が『知識重視型』、あるいは『知的財産重視型』へと移行しつつあり、また、国際社会のグローバル化の進展がめざましいなか、我が国も特に近隣諸国との円滑な情報交流を通して、国際社会の中で相互に交流を深めつつ発展していくことが重要となっております。こうした社会背景に鑑みて、財団法人機械産業記念事業財団と一般社団法人日本知財学会は、知的財産に関わる最新情報の交流をはかり、アジアを中心とした隣国との国際交流を進展させるために、国際シンポジウムを例年、共催事業として実施いたしております。
本年の国際シンポジウムのテーマとしては、アジアの知財流通を取り上げました。昨今のスマートフォン関連の特許の譲渡価格の高騰などで知財の取引は注目されていますが、アジアにおいても知財に関係する取引が活況を呈しており注目されています。中国では特許なども含む技術取引市場の取引金額の総計は数兆円を超えていると推定されていますし、主要都市では知財のオークションや証券化なども試みられています。また韓国でも技術移転活動が活発化しており、知財のオークションなども行われています。
こうした背景の中、今年度は、日本をはじめ中国、韓国の各国から、知財流通に造詣の深いアカデミアと、実際に実務に携わっている実務家の代表を講師としてお招きし、アジア地域における知財流通において、事業化につながるどのようなメカニズムが働いているのかを理解し、その課題を議論することを目的として行われます。
日時 | 2012年2月24日(金)10:00~17:10(開場 9:30) |
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場所 | 財団法人 機械産業記念事業財団(TEPIA)ホール (東京都港区北青山2-8-44) http://www.tepia.jp/access/index.html |
内容 | 1)各国からのレポート
2)Q&Aパネル 3)総括 |
主催 | 財団法人機械産業記念事業財団(TEPIA) 一般社団法人日本知財学会 |
後援 (予定) |
特許庁 財団法人海外技術者研修協会 一般社団法人知的財産教育協会 日本弁理士会 独立行政法人日本貿易振興機構 日本ライセンス協会 社団法人発明協会 |
言語 | 原則として日本語もしくは英語 ※同時通訳を行います |
参加費 | 無料(事前申込制) |
プログラム(予定) | |
10:00 | 開会挨拶 |
10:15~11:05 | 【講演Ⅰ】 Ko Chungkon(高 忠坤)氏 (Executive Vice President, Intellectual Discovery,Ltd.) |
11:05~11:50 | 【講演Ⅱ】 Jong SangJo(丁 相朝)氏(ソウル大学法科大学院教授) |
11:50~12:40 | 【講演Ⅲ】 李 中華 氏(中国技術取引所<CTEX> 代表補佐) |
12:40~13:25 | 昼休憩 |
13:25~14:10 | 【講演Ⅳ】 劉 海波 氏(中国科学院科学技術政策・管理科学研究所 上席研究員) |
14:10~15:00 | 【講演Ⅴ】 Han Bo(韓 波) 氏 (Director, International Operation, South-South Global Assets & Technology Exchange) |
15:00~15:45 | 【講演Ⅵ】 後谷 陽一 氏(特許庁総務部調査企画課長) |
15:45~15:55 | 休憩 |
15:55~17:00 | 【パネルディスカッション】 <パネリスト> 二又 俊文 氏(シズベルジャパン株式会社相談役) 丁 相朝 氏(再掲) 高 忠坤 氏(再掲) 李 中華 氏(再掲) 劉 海波 氏(再掲) 韓 波 氏(再掲) <モデレーター> 渡部 俊也 氏(東京大学教授) |
17:00~17:10 | 【統括、クロージング】 渡部 俊也 氏(再掲) |
※ 弁理士継続研修申請中です。
【参加申込】 ※終了しました
・事前参加申込制です。
・定員(150名)に達し次第、締め切らせていただきます。
・海外在住等により参加申込みフォームからの申込が難しい場合は、事務局にメールでご連絡ください。
■お問い合わせ先
日本知財学会事務局()までお問い合わせください。