シンポジウム
■日本知財学会・日本弁理士会共催 知的財産国際シンポジウム
ASEAN諸国における意匠戦略-実効力のある意匠権の取得と活用をめざして-
開催主旨
経済活動のグローバル化と共に知財戦略が大きく変容している。とりわけ意匠戦略の重要性が注目され、従来型の商品デザイン志向に代わり、商品コンセプトを具現したデザインが市場での成功の鍵をにぎると考えられている。
企業の海外進出には、知財保護と管理が欠かせないのは当然だが、2015年の経済統合を前に注目度が高まっているASEAN諸国地域の知財保護、とりわけ創作物保護はなかなか容易ではないのが実情である。審査の遅延、精度ならびに権利行使の実効力等憂慮する点が多々ある特許に比すれば意匠制度は利用しやすく、権利行使の実効力が期待されるところである。しかし、各国毎に意匠制度は異なり、法と運用に齟齬があることも否めない。
このような状況でのASEAN諸国における実効力を伴う意匠戦略とはどのようなものか、その保護のための制度はどうあるべきか。
これらの今日的課題について、アジアにおける意匠専門家にそれぞれの立場からご講演いただき、パネル討論では課題の解決と方策を探って行く。
日 時 | 2014年2月21日(金)13時30分~17時 ※受付開始:13時 |
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場 所 | 政策研究大学院大学 想海樓ホール (東京都港区六本木7-22-1) http://www.grips.ac.jp/about/access/ |
参加費 | 無料 (事前参加申込制) |
主 催 | 日本知財学会、日本弁理士会 |
後 援 (予定) |
特許庁、(独)工業所有権情報・研修館 日本貿易振興機構、日本知的財産協会 |
プログラム(予定) | |
13:30~13:40 | 【主催者挨拶】 日本弁理士会 古谷史旺会長 日本知財学会 軽部征夫会長 |
13:40~15:50 | 【講演Ⅰ】 「ASEANにおける意匠保護の状況」 北代真一氏(特許庁 意匠審査企画官) 【講演Ⅱ】 「Protection of Industrial Design in Indonesia」 Mr. Gunawan Suryomurcito (Rause & COパートナー) 【講演Ⅲ】 「Trends in Design & Technology Affecting IP」 Prof. Bill Dresselhaus (Hongik University (韓国弘益大学)教授、 元アップル社製品デザイナー) |
15:50~16:00 | 休憩 |
16:00~17:00 | 【パネル討論】 「意匠の出願・利用戦略の提案」 <パネリスト> 茂木裕之氏(独立行政法人工業所有権情報・研修館 活用促進部 海外知財プロデデューサー) 北代真一氏(再掲) Mr. Gunawan Suryomurcito (再掲) Prof. Bill Dresselhaus (再掲) <モデレーター> 渡部俊也氏(東京大学政策ビジョン研究センター教授 /日本知財学会副会長) |
17:00 | クロージング |
<参加申込に関するご案内> ※定員に達したため締切りました。
・参加申込には弁理士会の受付システムを利用しています。
・事前参加申込み制です。(定員に達した場合は、締め切らせていただきます)
・参加申込後、受付完了メールが自動送信されます。
・開催日の約1週間前に参加票をメール添付でお送りいたします。
当日は、参加票をプリントしてお持ちください。
(入校に際して、参加票もしくは身分証明書の提示が必要になります)
【一般参加申込(弁理士継続研修を希望しない方)】
【弁理士継続研修参加申込】
・本シンポジウムは、日本弁理士会の継続研修としての認定を受けています。
・研修として受講すると、3単位が認められる予定です。
なお、15分以上の遅刻、早退または中座する場合には、単位が認められませんのでご注意ください。