シンポジウム
■日本知財学会・日本弁理士会共催 知的財産国際シンポジウム
-インドの知的財産法とその活用-
開催主旨
経済成長が著しいBRICs諸国の中で、インドは今後の市場発展が大いに期待される国であり、進出を目指す日本企業も多い。日本からインドへの特許出願件数が増加傾向にあるのは、多くの日本企業がインドにおける知的財産権取得の重要性を認識しはじめているからだと言える。インドにおいてビジネス展開をすすめるうえでも、他国同様、知的財産権の活用は欠かせないが、他方では知財訴訟に巻き込まれるリスクの低減も重要なテーマである。
しかしながら、インドはコモンローの国であることから、成文法を有してはいるものの、体系的な法のとらえ方が見えにくい。日本出願人の知財活用の認識の高まりを考えると、インド法体系の研究の必要性はますます増している状況にある。
そこで、今回、インドの知財状況や企業における活用事例について、産官学それぞれの立場からご講演をいただき、パネル討論にて、インド知財法に関する理解を深めるとともに、今後の研究課題を探るためのシンポジウムを開催する。
日 時 | 2015年2月13日(金)13時30分~17時 ※受付開始:13時 |
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場 所 | 政策研究大学院大学 想海樓ホール (東京都港区六本木7-22-1) http://www.grips.ac.jp/about/access/ |
参加費 | 無料 (事前参加申込制) |
主 催 | 日本知財学会、日本弁理士会 |
後 援 (予定) |
特許庁(JPO)、工業所有権情報・研修館(INPIT) 日本貿易振興機構(JETRO)、日本知的財産協会(JIPA) |
プログラム(予定) | |
13:30~13:40 | 【主催者挨拶】 |
13:40~15:50 | 【講演Ⅰ】 今浦 陽恵 氏 (JETROデリー事務所 知的財産部長) 【講演Ⅱ】 Dr. Raman Mittal (Associate Professor, University of Delhi) 【講演Ⅲ】 Mr. Santanu Mukherjee (Senior Attorney & IPR-Competition Lead Government Affairs, India & South Asia, Qualcomm India Pvt. Ltd.) |
15:50~16:00 | 休憩 |
16:00~17:00 | 【パネル討論】 “Understanding of intellectual property law and its practical utilization in India” <パネリスト> 今浦陽恵氏 (再掲) Dr. Raman Mittal (再掲) Mr. Santanu Mukherje (再掲) 茂木裕之氏((独)工業所有権・研修館 海外知財プロデューサー) <モデレーター> 渡部俊也氏 (東京大学政策ビジョン研究センター教授 /日本知財学会会長) |
17:00 | クロージング |
<参加申込に関するご案内>
・参加申込には弁理士会の受付システムを利用しています。
・事前参加申込み制です。(定員に達した場合は、締め切らせていただきます)
・開催日の約1週間前に参加票をメール添付でお送りいたします。
当日は、参加票をプリントしてお持ちください。
(入校に際して、参加票もしくは身分証明書の提示が必要になります)
【一般参加申込(弁理士継続研修を希望しない方)】
【弁理士継続研修参加申込】
・本シンポジウムは、日本弁理士会の継続研修としての認定を受けています。
・研修として受講すると、3単位が認められる予定です。
なお、15分以上の遅刻、早退または中座する場合には、単位が認められませんのでご注意ください。