シンポジウム Symposium

シンポジウム

日本知財学会2016年度春季シンポジウム
 「アグリ・フードビジネスと知的財産」

開催主旨

 近年、世界において、人口食糧問題・環境問題・健康問題等の観点から、農林水産業・食品産業の重要性がますます高まっている。また、グローバル経済における成長・発展可能性の大きなセクターとして、農家のみならず政府・企業が強く関与すべき産業としても認識され始めている。さらに、IoT・ビッグデータ・AI・ロボットからバイオまで多くの先端技術分野においても、それらの進展を活用したイノベーション対象ともなりつつある。当然のことながら、これらの動きは、産業生態系の変容と多様化を加速化させることになるだろう。
 我が国においても、TPPをはじめとする政策課題の中、農林水産業・食品産業のイノベーションや競争力強化が重要なテーマである。また、多くの企業が新しい貢献を求めてさまざまな関与のあり方を試みつつある。これらの動向の中で、農林水産業・食品産業における知的財産の創出から保護・活用に至るまで、従来型のビジネスモデルや知財マネジメントモデルは限界になりつつあり、次世代のモデルが求められ始めている。
 そこで、これらの認識に基づき、農林水産業・食品産業における知的財産を巡る問題・課題を俯瞰し、次に考えるべきイシューを整理すべきと考えるものである。今回、その起点として、本シンポジウムを開催するものである。

日 時 2016年6月30日(木)13:30~17:30(予定)
場 所 政策研究大学院大学 想海樓(そうかいろう)ホール
(東京都港区六本木7-22-1)
http://www.grips.ac.jp/about/access/
内 容 1.日本知財学会第13回産業功労賞表彰式
2.シンポジウム
後 援 農林水産省、「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会
参加費 日本知財学会の会員  無料
一般(非会員)  2,000円

プログラム(予定)     
13:30~13:45 日本知財学会 第13回産業功労賞表彰式
13:45~13:50 オープニング
13:50~14:05 【趣旨説明】
「アグリフードビジネスと知財マネジメントの現状を俯瞰する」

妹尾堅一郎氏(本学会理事/産学連携推進機構理事長)
14:05~14:35 【基調講演Ⅰ】
「農林水産省における知的財産政策について(仮題)」
杉中 淳氏
(農林水産省 食料産業局 知的財産課課長) 
14:35~15:05 【基調講演Ⅱ】
「農林水産研究における知的財産に関する方針」のポイント(仮題)
中東 一氏
(農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究企画課長)
15:05~15:20 休憩
15:20~17:30 【パネル討論】 「アグリ・フードビジネスと知的財産」
<パネリスト>
金間大介氏(東京農業大学 国際食料情報学部国際バイオビジネス学科准教授)
塩谷和正氏
(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)理事(産学官連携・評価担当))
高倉成男氏(明治大学法科大学院教授)
松山 旭氏(キッコーマン株式会社 常務執行役員 研究開発本部長)
村田興文氏(Innerbrain株式会社 代表取締役、前シンジェンタジャパン会長)
<モデレーター>
妹尾堅一郎氏(再掲)

【参加申込】
・事前参加申込制です(参加お申込締切り:6月28日)。
・開催日の約1週間前に参加票をメールでお送りします。
・海外在住等により参加申込みフォームからの申込が難しい場合は、事務局にメールでご連絡ください。
 (日本知財学会事務局 
参加申込み

<お知らせ>
・シンポジウム終了後、同会場内にて、総会を開催いたします。
・総会開催通知は正会員の方に5月上旬に電子メールでお送りいたしました。

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