シンポジウム
■日本知財学会・日本弁理士会・東京医科歯科大学共催
知的財産国際シンポジウム
「アセアンにおける企業の商標戦略-各国制度の相違を踏まえて-」
開催主旨
昨年末にアセアン共同体が発足し、東南アジア諸国がより一層日本企業にとって魅力的な地域となり、生産拠点のみならず市場としても重要となってきつつある今、当該地域における商標権の活用戦略と制度の在り方について考えたい。
東南アジア各国では、マドプロ加盟国が増加しているものの、商標制度の審査基準も出願・登録までの手続は依然国によってさまざまであり、登録の難易度、権利行使の容易性、実効力も異なる。こうした実態的な制度の違いを考慮しつつ、自社の商標を費用・時間・実効力のいずれの視点からみてもより効果的に活用するためにはどのような戦略をたてていくべきなのか。
各国独自の特色ある制度を鑑み、食品業界を例にとって、日本から東南アジアに進出した企業の商標戦略、世界に進出する東南アジア企業の商標戦略を参考に、あるべき商標の活用と理想的な制度について検討する。
※弁理士継続研修単位認定(3単位)申請中です。
※日英の同時通訳を実施します。
日 時 | 2017年3月17日(金)13時30分~17時 ※受付開始:13時 |
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場 所 | 東京医科歯科大学M&Dタワー2階 鈴木章夫記念講堂 http://www.tmd.ac.jp/outline/campus-map/ 【最寄り駅】JR中央線・総武線御茶ノ水駅下車御茶ノ水橋口 東京メトロ丸ノ内御茶ノ水駅下車1番出口 1.お茶の水門から入り、病院へ続くスロープを上がる。 2.左手にあるガラス張りの建物がM&Dタワーです。 (病院入口に入らず、左奥の建物を目指してください) |
参加費 | 無料 (事前参加申込制) |
主 催 | 日本知財学会(IPAJ)、日本弁理士会(JPAA)、東京医科歯科大学(TMDU) |
後 援 (予定) |
特許庁(JPO)、工業所有権情報・研修館(INPIT) 日本貿易振興機構(JETRO)、日本知的財産協会(JIPA) |
プログラム(予定) | |
13:30~13:40 | 【主催者挨拶】 伊丹 勝(日本弁理士会 会長) 渡部俊也(日本知財学会 会長) 森田育男(東京医科歯科大学 副学長・理事〔研究・海外展開担当〕/研究・産学連携推進機構長) |
13:40~15:40 | 【第1部:講演】 「タイの商標制度の現状」 Ms. Apinya Bunditwuthisagul (アピンヤ バンディットヴシサグル氏) UNIVERSITY OF THE THAI CHAMBER OF COMMERCE(タイチェンバーオブコマース大学) 講師・研究員 |
「S&Pの国際商標戦略」 Mr. Thirakorn Raiva (チラコン ラヴィバ氏) エスエヌピーインターナショナルフーズ マネージングディレクター |
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「ポカリスエットを中心としたアセアン地域での商標活用実態」 本田順一氏 大塚製薬株式会社 知的財産部・弁理士 |
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15:40~16:00 | 休憩 |
16:00~17:00 | 【第2部:パネルディスカッション】 <パネリスト> Ms. Apinya Bunditwuthisagul(再掲) Mr. Thirakorn Raiva(再掲) 本田順一氏(再掲) 竹内耕三氏(竹内国際知財事務所 所長弁理士) <モデレーター> 豊崎玲子氏(豊崎国際特許商標事務所 弁理士) |
17:00 | クロージング |
<参加申込に関するご案内>
・事前参加申込み制です。
・開催日の約1週間前に参加票をメール添付でお送りいたします。
当日は、参加票をプリントしてお持ちください。
【一般参加申込(弁理士継続研修を希望しない方)】 ★参加お申込み締切り:3月15日正午
【弁理士継続研修参加申込】 ★参加お申込み締切り:3月15日正午
・本シンポジウムは、日本弁理士会の継続研修としての認定を受けています。
・研修として受講すると、3単位が認められる予定です。
なお、15分以上の遅刻、早退または中座する場合には、単位が認められませんのでご注意ください。