シンポジウム
■日本知財学会2024年度シンポジウム
「ビッグデータAI活用の今ー医療の推進を見据えてー」
開催主旨
政府の知的財産推進計画にも「データは21 世紀の最重要知財」と記載されているとおり、データの活用は産業振興の要といえる。医療健康開発のハードルを下げ、医療の質を向上させ、また治療コストを下げるために、RWD(※)のAI活用は喫緊の課題である。しかしその前には、個人情報保護や情報の質・標準化等の課題が山積している。
今回のシンポジウムでは、それらを踏まえて、特に医療開発におけるRWD活用の現状と将来像について議論を行う。
※リアルワールドデータ(RWD)とは
日常の実臨床などの中で得られる医療データの総称。二次利用可能な形で電子的に収集してデータベースを構築する。RWDにはレセプトデータ、DPC(Diagnosis
Procedure Combination)データ、電子カルテのデータ、健診データ、患者レジストリデータ、ウェラブルデバイスから得られるデータなどがある。近年、医療ITの進展により大量のRWDを取得・解析できるようになってきた。
日 時 | 2024年7月23日(火)13:00~16:45(予定) |
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会 場 | 法政大学 ボアソナードタワー26階 スカイホ―ル https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/ ボアソナードタワーへのアクセスマップ ・正門を入り大階段を上って右へ、もしくはボアソナード門を入り正面 ・ボアソナードタワー内、青色の高層エレベータで26階へ |
参加費 | 無料(事前申込制) |
主 催 | 一般社団法人日本知財学会 |
後 援 | Greater Tokyo Biocommunity |
プログラム(予定) | |
13:00~13:05 | 【オープニング】 渡部俊也氏(東京大学 教授/本学会 会長) |
13:05~15:20 | 【第1部:講演】※講演順不同 |
「創薬等のための健康医療データの利活用推進に向けた期待」 安中良輔氏(日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 医療情報データベース活用促進タスクフォース) |
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「アカデミアにおけるRWD活用による新薬・新医療機器の開発支援:現状と将来像」 船越公太氏(九州大学病院 ARO次世代医療センター 臨床研究監理部門長/データサイエンス室長) |
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「薬事承認に利用可能なリアルワールドデータ構築を目指して」 坂東英明氏(国立がん研究センター東病院 医薬品開発推進部長/トランスレーショナルリサーチ支援室長) |
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「臨床情報の二次利用事例からみるデータ利活用に関する課題」 牧野奈緒氏(株式会社4DIN アカデミックサービス部長) |
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「データヘルスで目指す未来ビジョン」 古井祐司氏(東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授) |
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「医療データの利活用(令和5年規制改革実施計画とその後)」 木尾修文氏(内閣府規制改革推進室 参事官) |
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15:20~15:35 | 休 憩 |
15:35~16:45 | 【第2部:パネル討論】 「ビッグデータAI活用の今ー医療の推進を見据えてー」 <モデレータ> 石埜正穂氏 (札幌医科大学 医学部先端医療知財学 教授) <パネリスト> 「Mining Massive Medical Datasets: AIデータマイニング技術を活用した医療ビッグデータの規格統一化」 岩波邦明氏(ルイ・イーグル株式会社 代表取締役) 「医薬品規制領域におけるDXの国際動向」 岡田美保子氏(一般社団法人医療データ活用基盤整備機構 理事長) 第1部の講演者全員 |
16:45 | 【クロージング】 |
司会・進行 | 奥村洋一氏(東京大学産学協創推進本部 ディレクター) |
【参加申込】
・事前申込制です
・自動返信で受付完了メールをお送りします
・当日は受付完了メールをお持ちいただくか受付でお名前をお知らせください
・参加申込フォームからの申込が難しい場合は事務局にご連絡ください
申込期限:7月19日(金)
※締め切りました