学術研究発表会 Research Presentation

第21回年次学術研究発表会

●学生優秀発表賞 受賞者報告 
知的財産の研究を行う人材の育成を目的とし、優れた研究発表を行った学生を表彰しております。
実行委員会に任命された審査員が審査を行い受賞者を決定いたしました。

氏 名 所 属 発表テーマ
村中 さくら 金沢大学大学院
人間社会環境研究科
創造的パフォーマンスを高めるアイデアの質と量に影響を与える要因の研究

第21回年次学術研究発表会
「知的創造と知的財産:交錯の時代の法制度・科学技術・イノベーション」

本学術研究発表会では、「知的創造と知的財産」という主題を設定し、これらの複雑で相互依存性の高い関係性を探究する。人工知能(AI)や大規模データが創出する新たな領域は、人間の知能を超越する可能性を秘めている。これらの進展は人とAIの共創に関する新たな視点を提供し、知的財産のパラダイムをも一新するだろう。
その象徴は、生成AIやビッグデータに基づく知的創造である。これらが知的財産の領域と交錯し影響することにより生じる機会や脅威、知的財産戦略の新展開について議論したい。さらに、これらの変化が科学技術政策、大学・公的研究機関の知的財産ガバナンス、そして人材育成・教育にどのように組み込まれるべきかについての洞察を得たい。更に、倫理、法律、社会的影響(ELSI)と責任ある研究・イノベーション(RRI)の観点から、知的創造が社会に与える広範な影響、それらが知的財産の保護と管理にどのように反映されるべきかについて検討したい。
本大会は、知的創造と知的財産の複雑な関係性を探究し、法制度・科学技術・イノベーションへの含意を探る好機である。各分野が相互にどのように影響を及ぼし合うか、学術的及び実践的な進展をどのように促進するかを議論し、学術界、産業界、そして社会全体に対する貢献を探る機会となることを期待する。

日 程 研究会 2023年11月17日(金)13時~19時、11月18日(土)終日
懇親会 2023年11月16日(木)18時~20時
開催場所 研究会 オンライン(Zoom)
懇親会 東京工業大学 田町キャンパスイノベーションセンター(CIC)2階
共 催  東京工業大学 
特別協賛 日本弁理士会
協 賛  株式会社みらい創造機構 
後 援  国立大学法人電気通信大学
一般社団法人日本知的財産協会
企 画 大会実行委員会

【弁理士の方へ】
特別協賛団体の会員は、学術研究発表会に限り法人会員と同等の権利を有します。
一般発表のお申込み/参加お申込みの際は、法人会員(賛助会員、協賛団体会員)
としてお申込みください。

参加費

会 員  事前申込:3,000円 オンライン、予稿集を含む
一 般  事前申込:7,000円
懇親会   事前申込:5,000円
 当日申込:7,000円
2023年11月16日(木)18時~20時
東京工業大学 田町CIC2階

※予稿集はWEBサイトよりダウンロードとなります。
 参加お申込者には11月14日(予定)に予稿集のURLとパスワードをお送りします。

※特別協賛団体所属者(弁理士)の方は、会員参加申込よりお申込みください。

※日本弁理士会の委員会を代表して発表される方、知的財産大学院協議会のメンバー校
 在籍している学生の方は、参加費の補助等を受けられる場合があります。
 フォームから申込む前に委員会事務担当もしくは知的財産大学院協議会にお問い合わせください。
 
  

※事前参加申込:11月10日(金)締切り ※入金期限:11月13日(月)
 入金期限までにご入金がない場合は申込キャンセルとなります。


※セキュリティの強度などお使いの環境により、エラーになって申込ができないという事例が報告されています。エラーになった方は、環境を変えて接続をしてください。
それでも解消されない場合には、①お名前、②会員/一般を明記して、電子メールにて日本知財学会事務局()にご連絡ください。代理で参加登録を行います(参加費は銀行振込)。

プログラム(予定)

全体プログラム

11月16日(木)
18:00
~20:00
●懇親会(立食形式)

11月16日(木)14時~17時まで、東京工業大学主催、本学会共催のワークショップ
 「DXの先にある社会:生成AI・ビッグデータとELSI/RRI」があります。
  合わせてご参加いただけますと幸いです。詳細はこちらご覧ください。


11月17日(金)
13:00
~18:50
●一般発表
※下記のセッションと並行して開催
13:30
~15:00
●AI技術の急成長とCGC 改訂によって大きく変わる企業の知財業務と特許事務所とのかかわり方(日本弁理士会協賛セッション)
(弁理士継続研修 単位認定申請中)
 ●立体商標の識別ポイント-認知心理学的観点からの検討(ブランド経営分科会)
15:30
~17:00
●知財エコシステムの中でのパテントプラットフォームの役割と展望
●ビジネスの最前線でのAIの活用とその将来性-人材育成と教育-
●オープンイノベーションを成功させるためのパートナーシップ構築に必要なこと
17:30
~19:00
●仮想オブジェクトに対する知的財産保護の国際比較検討
●①知財経営の実践に向けたコミュニケーションガイドブック、②社会課題解決に向けた知財の役割- I-OPENプロジェクトを踏まえて

11月18日(土)
10:00
~11:30
●一般発表
※下記のセッションと並行して開催
10:00
~11:30
●なぜ、知財部門のプロパーから取締役が生まれないのか?
~経営を担う人財育成について考える~(知財人財育成研究分科会)

●「優越的地位の濫用」を避けるための法務知財リテラシー
 (ビジネスと知的資産・知財法研究分科会)

●新しい知財実務家育成の在り方
12:00
~13:30
●大学TLO進化の潮流を追う
●AI革命と知的財産: 価値の再定義と展開(コンテンツ・マネジメント分科会)
14:00
~15:30
●知財学会21年、知財教育分科会16年目に考える(知財教育分科会)
●「社会実装」から新時代への「社会還元」へ-予測困難な時代における事業化支援のあり方を考える-(大学発イノベーション分科会)
16:00
~18:30
●シンポジウム
 進行:仙石慎太郎 実行委員長
    (東京工業大学 環境・社会理工学院 教授)
◇挨拶
 益一哉氏(東京工業大学 学長)
◇講演・パネル討論「知的創造と知的財産:交錯の時代の法制度・科学技術・イノベーション」
<パネリスト>
 足立昌聰氏(株式会社JMDC 上席執行役員兼CDPO)
 笹原和俊氏(東京工業大学 環境・社会理工学院 准教授)
 中川裕志氏(国立研究開発法人理化学研究所
       革新知能統合研究センターチームリーダー)
 渡部俊也氏(東京大学 教授/本学会 会長)
<モデレータ>
 清野千秋氏(特許庁 総務部 企画調査課 知的財産活用企画調整官)

予稿集


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