分科会 Subcommittee

知財教育分科会

第18回知財教育研究会(2011年2月27日開催)のお知らせ

 知財教育分科会は、2007年2月のキックオフから、全国巡回、隔月開催を続けてきましたが、第18回知財教育研究会で満4年を迎えることになりました。
  年度末の研究会は恒例の東京での開催となります。本年度の報告、新年度の計画等もご検討いただきます。
  皆様多数のご発表・ご参加をお待ちしております。

【日時】 2011年2月27日(日)12時30分-16時30分
【場所】 玉川大学 (東京都町田市)
      http://www.tamagawa.jp/access/index.html
     大学研究室棟 地下B104室
     http://www.tamagawa.jp/access/campusmap.html
【交通】 小田急小田原線「玉川学園前」駅下車。
      改札を出て、新宿方面へ徒歩10分程度です。
      守衛所がありますので、本会にご参加の旨お伝えいただき、
      会場へのルートをお聞きください。
      守衛所より徒歩5分程度で大学研究室棟正面玄関へ到着します。
【内容】
「企業における知的財産教育 ~A社の初心者向け知財教育の事例発表~ 」
株式会社ニフコ 知的財産部兼人事部教育センター 中村良治

「子供たちの特許出願疑似体験を通じた社会性の体得」
山の手総合研究所  廣田浩一

「弁理士会の小中高支援活動」
平田国際特許事務所 岩永勇二

「『知的財産推進計画』にみる知財教育の動向」
三重県立津商業高等学校 世良清
【参加費】 無料
【参加者募集】 ※終了しました
参加希望の方は、資料の準備等がありますので、
2月21日(月)までに下の参加申込書の各項目をご記入の上、
メールにてお申込みください。当日参加も可能ですが、準備の都合上
できるだけ事前にご連絡いただければ幸いです。
 e-mail: sera(アットマーク)cty-net.ne.jp (幹事/世良)
  ※(アットマーク)を@に変換して送信してください。
       
  <第18回知財教育研究会 参加申込書>
  1.お名前:
  2.ご所属:
  3.お役職:
  4.電話番号:
  5.メールアドレス:
【お問合せ】 お問い合わせは、知財教育分科会事務局までお願いします。
 e-mail: sera(アットマーク)cty-net.ne.jp (幹事/世良)
  ※(アットマーク)を@に変換して送信してください。

なお、当日午前には同じ会場で第2回知財教育セミナーを開催します。
あわせてご参加を歓迎します。


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【知財教育分科会の活動報告】

 知財教育分科会は、2007年2月に発足し、満4年を迎えました。本分科会では、初等中等教育段階を含めた専門家養成に捕らわれない知財教育の普及推進を目的に、教育学の研究者のほか、学校現場の教職員や生涯学習・社会教育などに携わる人々の連携を深め、わが国の知財教育の発展を目指しています。技術者教育、産業教育、起業家教育あるいは教員養成などの今日の教育に求められる新しい側面を多く取り入れ、全国を縦断し活動を広げることを目指して活動を続けています。

 知財教育分科会の活動は、全国各地のユニークな知財教育・実践を掘り起こし、ネットワーク化を図るため、発足以来、年間4回の知財教育研究会を巡回開催することと、東京で行われる年次学術研究発表会とで情報を共有しネットワーク構築を図り、知財教育の確立を進めてきました。さらに2010年度は、新たに全国2か所で知財教育セミナーを開催しました。知財教育研究会が教育研究を主体としているのに対して、知財教育セミナーは、学校現場の一般教職員や教職を目指す学生を主対象として、学校や地域での知財教育を広く普及推進するため、知財教育の方法や教材など、毎回、特定のテーマに絞ってセミナーを開催し、専門家から講演や実習や実技なども交えて、知財教育の普及を図ることが目的です。
 年次学術研究発表会の知財教育分科会セッションは、パネルディスカッションとラウンドテーブルを交互に実施してきました。パネルディスカッションは優れた実績をお持ちの皆様にご意見ご提案いただき、これらをフロアで共有すると共に、ラウンドテーブルでは、参加者が同じテーブルについて議論を深め、課題解決に向けて、今後の方向性を見定めるものです。

 日本では知財教育は新しい1歩を踏み出しつつあります。今後も知財教育分科会は、全国各地の学校教育や地域での知財教育の優れた教育研究や教育実践を、相互に情報共有し、普及推進を図ることを目指していきます。知財教育に関する研究紀要の創刊や書籍の出版、中国や韓国などアジアを中心に海外諸国との教育ベースで連携を進め、研究交流体制を築き国際的なネットワークの中で知財教育のリーダーシップを発揮し、国際社会で確固たる地盤を築いていきたいと考えています。

 以下は2010年度報告と、2011年度の計画をご検討いただいた会議の報告です。

1.2010年度経過報告
     第15回知財教育研究会 2010.5.29 三重大学
     第1回 知財教育セミナー 2010. 5.30 三重大学
     第8回年次学術研究発表会分科会セッション 
      テーマ:「知財教育における課題の所在」 
      形 式:ラウンドテーブル
                      2010.6.19/20 東京工科大学
     第16回知財教育研究会  2010.9.25 八戸工業高等専門学校
     第17回知財教育研究会  2010.11.6 大阪教育大学
     第2回 知財教育セミナー 2011. 2.27 玉川大学
     第18回知財教育研究会  2011.2.27 玉川大学
       
2. 2011年度計画案
     第19回知財教育研究会  2011.5.15  山口大学福岡教室
     第9回年次学術研究発表会分科会セッション 
      テーマ:「アジア知財教育ネットワーク構築に向けて」(仮) 
      形 式:パネルディスカッション
                      2011.6.25/26 専修大学
     第20回知財教育研究会  2011.9.  愛媛県
     第21回知財教育研究会  2011.11  名古屋市立大学
     第3回 知財教育セミナー 2011.11  名古屋市立大学
     第22回知財教育研究会  2011.1~2 東京都

3 提案事項
(1) 分科会研究紀要の創刊・・・分科会5周年記念
(2) 知財教育書の出版・・・・・学会10周年記念

4 分科会役員(敬称略)
(1) 理事        井口泰孝(弘前大学)
(2) 幹事代表     片桐昌直(大阪教育大学)
(3) 幹事
 北海道・東北地区  谷口牧子(旭川工業高等専門学校)
             渡部順一(東北工業大学)
 関東甲信越地区   井上春季(日本弁理士会)
             村松浩幸(信州大学)
             本江哲行(富山高等専門学校)
             黒田 潔(玉川大学)
 東海北陸地区     松岡 守(三重大学)
             岡田広司(椙山女学園大学)
             世良 清(三重県立津商業高等学校)
 関西地区        片桐昌直(大阪教育大学)(再掲)
 中国・四国地区    木村友久(山口大学)
 九州・沖縄地区    宮里大八(沖縄TLO/琉球大学)
             篭原裕明(前福岡県立小倉工業高等学校)
 海外           陳 愛華(中国・重慶大学)
(4) 事務局長     世良 清(再掲)