分科会 Subcommittee

知財教育分科会

知財教育分科会2021年度活動報告および2022年度活動計画

 2021年は、コロナで明け、コロナで年を越した1年でした。依然としてオミクロン株の脅威がある状況ですが、早い終息が望まれます。今後、可能であれば、オンサイト開催、ハイブリッド開催も視野に入れたいところです。
 知財教育分科会は2020年3月の第50回知財教育研究会では、本学会初めてのオンライン開催に漕ぎつけ、以来、コロナ禍の下、絶え間のない分科会活動を実現してきました。2021年度は、緊急開催した定例研究会、年次学術研究発表会と合わせて、知財教育分科会は6回の開催となりました。
 日本知財学会は2002年に設立され、今年で満20年、知財教育分科会は、2007年2月にキックオフし、満15年を迎えました。子どもたちに則して例えると、15歳は、中学生から高校生へと成長する年齢です。内閣府では、知財創造教育コンソーシアムも定着し、地方の自立後継組織として、教育実践のネットワーク化への役割が重視される一方、知財教育分科会では、定例研究会と通算58回と、着々と知財教育研究を推進しています。今後は、教育実践と共に、学術研究の役割が一層重視されることかと思われます。
 日本知財学会会員の皆様におかれましては、引き続き、知財教育実践・知財教育研究にご参画いただきたく、何卒よろしくお願いします。

1.2021年度報告(実施拠点は、原則として座長在籍箇所)
第55回知財教育研究会 (2021.5.30/北九州工業高等専門学校)
 共通テーマ:『知財教育研究』
第48回定例研究会 兼 第56回知財教育研究会(2021.6.11/名古屋文理大学)
 共通テーマ:「緊急開催:地域に根差した知財研究の共有」
第57回知財教育研究会 (2021.9.23/東京学芸大子ども未来研究所)
 共通テーマ:『知財教育研究』
第19回年次学術研究発表会知財教育分科会セッション(2021.11.28/電気通信大学)
 「ラウンドテーブル:世界の知財教育」
 講師:澤井智毅様(世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所長)
第55回定例研究会 兼 第58回知財教育研究会(2022.1.22/名古屋文理大学)
 共通テーマ:「AI/データサイエンスと知財教育」
第59回知財教育研究会 (2022.3.6/玉川大学)
 共通テーマ: 「知財教育と知財創造教育」

2.2022年度計画(実施拠点は、原則として座長在籍箇所とする)
第XX回定例研究会 兼 第60回知財教育研究会(2022.4-5月頃/未定)
第61回知財教育研究会 (2022.5-6月頃/未定)
第62回知財教育研究会 (2022.7-8月頃/未定)
第YY回定例研究会 兼 第63回知財教育研究会(2022.11-12月頃/未定)
第20回年次学術研究発表会知財教育分科会セッション(2022.11.5-6) 
 テーマ:「知財教育分科会15年を語る」(仮)
第64回知財教育研究会 (2023.2-3頃/未定)


3. 知財教育分科会役員(敬称略、50音順、2022.3.6時点)
(1)幹事代表  本江哲行(北九州工業高等専門学校)
(2)幹事副代表    世良 清(名古屋文理大学) 
 村松浩幸(信州大学)
(3)幹事  渥美勇輝(三重県鈴鹿市立天栄中学校)
   糸乘 前(滋賀大学)
   岩永勇二(TMI総合法律事務所)
   上野 翼(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
 小澤妙子(富山高等専門学校
      /Switch(不登校の子どもと親の会)) 
   片桐昌直(大阪教育大学)
 木村友久(帝京大学)
 黒田 潔(玉川大学)
 杉浦 淳(大阪工業大学)
 角田政芳(東海大学)
 谷口牧子(旭川工業高等専門学校)
 陳 愛華(中国・重慶大学)
 原口 直(東京学芸大子ども未来研究所)
   松岡 守(三重大学)
 𠮷田拓也(東大寺学園中学校・高等学校)
(4)監事  岡田広司(東京福祉大学)