分科会 Subcommittee

知財教育分科会

第31回知財教育研究会(2015年2月21日開催)のお知らせ

【会場変更】事情により、会場を東京工業大学長津田キャンパスから、横浜市技能文化会館に変更します。
お間違いなきようご留意願います。


 知財教育分科会は、2007年2月のキックオフミーティング以来、満8年を迎えます。知財教育研究会は、全国的に普及推進を図るため各地を巡回開催しており、今回は首都圏での開催となります。
 皆様多数のご発表ご参加をお待ちしています。

【日時】 2015年2月21日(土)13時-16時
【場所】 横浜市技能文化会館 視聴覚研修室801(神奈川県横浜市中区万代町2-4-7)
     http://gibun.jp/gibun/index.html
【交通】 JR根岸線 関内駅南口から徒歩5分、
     横浜市営地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町駅 出口2から徒歩3分
【内容】 
●第1部:2014年度の報告と2015年度の計画

●第2部:知財教育に関する研究・実践報告

「e-learningは対面授業を超えることができるか」
木村友久(山口大学)

 知財教育において、完全e-learning方式で行った授業と対面授業の比較を行い、効果的なe-learningの手法について検討を加えます。

「教養科目における知財教育実践」
谷口牧子(旭川工業高等専門学校)

 高等専門学校における知財教育は、ここ数年のパテントコンテスト等の結果を見ても、専攻科においては、かなり実践的な内容が実施されていると推察 できる。しかし、本科低学年における知財教育、とりわけ一般教育科目における知財教育は、個々の高専特有の事情とも相俟って、着実に進展している とは言い難い状況にある。
本報告は、高度な専門性を有した有為な人材を輩出することを目的としている高専教育において、一般教科の中で、知財に関し、どのような内容を盛り 込めるのかを検討するものである。情報基礎教育のみならず、いわゆる文系科目の中でも、著作権を中心に、授業の展開は可能であるが、この報告で は、地歴や公民の科目における知財の取り扱い方を提案する。

「中学校技術科における知財を組み入れた模擬商品開発の実践」
堀川利洋(市川学園市川中学校)

 市川中学校技術科では教科コンセプトを“モノづくりは人づくり”“社会の縮図を体験”“問題発見・解決力育成”としています。今回は中学2年生で実施した授業内容(2学期~3学期)を報告させていただきます。授業ではグループ活動(6名程度)を“仕事のプロジェクト”と位置付け、知財を組み入れた模擬商品開発(マーケティングから製品プレゼン)を疑似体験させました。一人ひとりの責任感、チームによる達成感等を学ばせるプログラムになればと考えております。

「商標・著作権等による知財啓蒙」
前田裕司(千寿知財企画)

従来は大企業の研究開発の保護をする特許を主とする知財の認識が多かったが、近年は大学や公的研究機関も研究成果を特許化し、産学連携等で産業の発展に寄与しようとしている。また近年ではゆるキャラ商標を地方自治体等が出願したり、フナッシーのような合同会社の出願であるが、ほぼ個人に近い出願で実際に経済的な効果を出している。特許よりも一般学生、生徒などに身近なもので知財教育をした方が、知財意識は浸透しやすいと感じた。大学等での講義の実践報告をする。

「パテントコンテスト及びデザインパテントコンテストの紹介」
岩永勇二(平田国際特許事務所)

 文部科学省・特許庁・日本弁理士会・工業所有権情報研修館の4機関による主催で毎年おこなわれているパテントコンテスト及びデザインパテントコンテストへの応募のメリット等についてご説明いたします。

「知財教育分科会セッションの総括」
片桐昌直(知財教育分科会代表/大阪教育大学)

 第12回年次学術研究発表会知財教育セッションでの議論を総括し、今後の知財教育研究について展望します。
【発表者・参加者募集】
発表参加をご希望の方は、2015年1月22日(木)までに、
一般参加をご希望の方は、2015年2月13日(金)までに、
下の申込書の各項目をご記入いただき、メールにてお申込みください。
一般参加の当日来場も歓迎ですが、資料等の準備の都合上、事前にお申込みいただきますと
助かります。なお、個人情報は知財教育分科会活動にのみ使用させていただきます。
   e-mail: sera(アットマーク)cty-net.ne.jp (幹事/世良)
   ※(アットマーク)を@に変換して送信してください。

  <第31回知財教育研究会 申込書>
     1.お名前:
     2.ご所属:
     3.お役職:
     4.電話番号:
     5.メールアドレス
     6.発表希望の有無と、発表の場合は演題と要旨
【参加資格】
どなたでもご参加いただけます。
日本知財学会への入会・知財教育分科会への登録を推奨します。
【参加費】 無料
【お問合せ】
お問い合わせは、知財教育分科会事務局までお願いします。
e-mail: sera(アットマーク)cty-net.ne.jp (幹事/世良)
※(アットマーク)を@に変換して送信してください。