知財教育分科会
第34回知財教育研究会(2016年2月27日開催)のお知らせ
知財教育研究会は全国に普及推進を図るため各地を巡回開催しております。第34回知財教育研究会は東京工業大学での開催となります。
皆様多数のご発表ご参加をお待ちしています。
【日時】 2016年2月27日(土)13時-16時(予定) |
【場所】 東京工業大学大岡山キャンパス 本館3階 H136講義室 http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/ookayama.html <入館方法のご案内> ※休日のため、本館正面扉(時計台のある建物の正面)のみが12時に解錠されます。 |
【交通】 東急目黒線・大井町線 大岡山駅 正門まで徒歩1分 http://www.titech.ac.jp/maps/index.html |
【内容】 ●第34回知財教育研究会 <第1部:知財教育に関する研究・実践報告> 「学部初年次生に対するPBL要素を取り入れた知財教育実践報告」 木村友久(山口大学) PBLの要素を組み入れた知財教育の実践事例として、うがい薬の商標ライセンス先変更に伴う薬品のパッケージ提案事例とその他数事例を紹介する。 「一般向け知財関連書籍による啓蒙・教育効果について」 稲穂健市(東北大学研究推進本部) 知財教育は、主に、①知財教育を自ら必要とする人に対するもの、②知財教育が必要であろうと教育者側が考える人に対するもの、③国民全体の知財リテラシーを高めるためのもの、の3つに大別されるが、③は①・②と比較して、重視されない傾向にあった。演者は「稲森謙太郎」の筆名で、約15年にわたって③を目的とした一般書の執筆を続けている。今回は他の著者による書籍も含めた一般向け知財関連書籍による啓蒙・教育効果について、読者からフィードバックされたデータなどの分析結果に基づき、発表を行う。 「知財教育分科会セッションの総括」 片桐昌直(大阪教育大学/知財教育分科会代表) 第13回年次学術研究発表会知財教育セッションでの議論を総括し、今後の知財教育研究について展望します。 「知財教育タスクフォース(仮称)について」 松岡守(三重大学教育学部/日本知財学会理事) 内閣官房知的財産戦略推進事務局において「知財教育に関する各種施策の実施状況の検証・評価及びその実行を確保するために必要な措置を、集中的に 検討する」ために知財教育タスクフォースが設置された。そのあらましと、第1回(2/18)の会合の模様、及び松岡の「小中高での知財教育の取組 と課題」に関するプレゼンについて報告する。 「知的財産権創出人財を育成するための知財教育ー未成年者特有の諸問題との関連でー」 谷口牧子(旭川工業高等専門学校) 高等専門学校は、企業等に就職後、即戦力となる人財を育成することを目的とする高等教育機関である。そのため、早期専門教育が実施されている。知的創造サイクルを体現させるため、多くの高専で、PBL等の手法を用いながら、発明教育や創造教育が実践されている。だが、どうしても、特許等の出願の際には、手続上、未成年者特有の問題が顕在化する。法定代理人に関する問題である。さ らに、深刻なのは、その法定代理人と出願人である学生との間で利益相反関係が生じる可能性もある。内閣官房での議論を踏まえながら、未成年者の福祉にかなった知財権創出教育について検討を行いたい。 <第二部:知財教育に関するショートフリートーク> 本日の研究・実践報告をもとに、総括討論を行います。また、各出席者が持ち寄った知財教育に関する情報を交換し、共有を進めます。 ●知財教育分科会集会(研究会終了後) 2015年度事業報告 2016年度事業計画 |
【発表者・参加者募集】 発表参加をご希望の方は、2016年2月12日(金)までに、 一般参加をご希望の方は、2016年2月19日(金)までに、 下の申込書の各項目をご記入いただき、メールにてお申込みください。 発表時間は発表数に応じ目安の時間をお知らせします。ご協力ください。 一般参加の当日来場も歓迎ですが、資料等の準備の都合上、なるべく事前にお申込みください。なお、個人情報は知財教育分科会活動にのみ使用させていただきます。 E-mail: ipaj.edu(アットマーク)gmail.com (知財教育分科会事務局) ※(アットマーク)を@に変換して送信してください。 ※申込先のメールアドレスが変わりましたのでご注意ください。 <第34回知財教育研究会 申込書> 1.お名前: 2.ご所属: 3.お役職: 4.電話番号: 5.メールアドレス 6.発表希望の有無と、発表の場合は演題と要旨 |
【参加資格】 どなたでもご参加いただけます。 日本知財学会への入会・知財教育分科会への登録を推奨します。 |
【参加費】 無料 |
【お問合せ】 お問い合わせは、知財教育分科会事務局までお願いします。 E-mail: ipaj.edu(アットマーク)gmail.com (知財教育分科会事務局) ※(アットマーク)を@に変換して送信してください。 |