分科会 Subcommittee

知財教育分科会

第39回知財教育研究会(2017年6月11日開催)のお知らせ

 知財教育分科会は、2007年2月にキックオフミーティング(第1回知財教育研究会)を開催し、本年で満10周年を迎えました。以来、これまでに38回の知財教育研究会開催を数えます。2016年度は、内閣府知的財産戦略推進事務局によって「知財創造教育コンソーシアム」が設置されるなど、国を挙げて知財教育に関する大きな動きがありました。2017年は、「知財教育新年」と称すべき記念の年であり、知財教育分科会は、知財教育学の学術研究の核としての役割を果たすべくさらに活動を推進していきます。
 信州大学では、2008年5月の第7回知財教育研究会以来、9年ぶりに、下記の要領で第39回知財教育研究会を開催します。ぜひ皆様のご参加。ご発表をお待ちしております。

【日時】 2017年6月11日(日)9時30分-12時30分(予定)
【場所】 信州大学教育学部 (長野市西長野6のロ)
     http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/education/
     研究会会場:「しなのき会館」 ※下記マップ12番の建物です。
     http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/maps/map01.html

※しなのき会館駐車場に駐車可能ですが,台数が限られています。
 もし駐車場が一杯になった場合は,善光寺周辺の有料駐車場をご利用ください。
【交通】  http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/maps/map01.html#address
① JR長野駅善光寺口1番のりばから、アルピコバス「善光寺大門行き」、「善光寺経由宇木行き」、「善光寺・西条経由若槻東条行き」、「善光寺・若槻団地経由若槻東条行き」に乗車(10分)、バス停「花の小路」下車。進行方向にある「大門」交差点を左折、徒歩5分(約300m) 直進し、右側。

② JR長野駅善光寺口7番のりばから、アルピコバス「県道経由戸隠中社行き」、「鬼無里行き」、「川後経由滝屋行き」に乗車(10分)、バス停「信大教育学部前」下車。道路を挟んで正面。(徒歩1分)
・アルピコバス:http://www.alpico.co.jp/access/nagano/

③ JR長野駅善光寺口4番のりばから、長野市循環バス『ぐるりん号』 に乗車(10分)、バス停「信大教育学部前」下車。(徒歩1分) 
・ぐるりん号:http://www.alpico.co.jp/access/nagano/gururin/
【内容】
●第1部:知財教育に関する研究・実践報告


「発達段階に応じた知財教育 ~小学校での知財教育の出発点~」
森棟隆一(白百合学園中学高等学校)

これまで、高等学校情報科の授業および公民科との協働授業に おいて知的財産権に関する教育に取り組んできた。利用者・使用者視点のみの捉え方だけでなく、作品制作を通して知財を生み出す側の視点を踏まえることで知的財産権に関する理解が深まることが明らかになった。 本発表では、発達段階に応じた知的財産権学習を行うために、 小学校段階ではどのような取り組みができるか、小学校での知財教育の出発点のあり方について論じる。

「長野工業高校での知財教育の実践紹介」
山﨑祐二(長野県長野工業高等学校)

昨年度,学級で取り組んだ燻製機の改良と班活動での電気自動車開発などの実践を生徒らが発表する。
 
「知財授業の高効率化」 
下尾邦之(名古屋造形大学)

昨年度まで始業時に配布していた数種の資料や提出書類を1冊のテキストにまとめた。またテキスト化に伴い、次週の予習または前週の復習を兼ねたプチテストの追加と、巻末には知的財産法の法文を追加し、より知財法の理解を深める仕組みにした。

「知財教育研究会における知財教育研究報告の動向」
古川拓実(愛知工業大学)、世良清(三重県立津商業高等学校)

日本知財学会知財教育分科会として開催している知財教育研究会の研究報告の10年の動向を分析し、今後の知財教育研究を展望する。

●第2部:知財教育に関するショートフリートーク
本日の研究・実践報告をもとに、総括討論を行います。
また、各出席者が持ち寄った知財教育に関する情報を交換し、共有を進めます。
【発表者・参加者募集】
発表参加をご希望の方は、2017年5月9日(火)までに、
一般参加をご希望の方は、2017年6月9日(金)までに、
下の申込書の各項目をご記入いただき、メールにてお申込みください。
発表時間は発表数に応じ目安の時間をお知らせします。ご協力ください。
一般参加の当日来場も歓迎ですが、資料等の準備の都合上、なるべく事前にお申込みください。なお、個人情報は知財教育分科会活動にのみ使用させていただきます。

   E-mail: ipaj.edu(アットマーク)gmail.com (知財教育分科会事務局)
   ※(アットマーク)を@に変換して送信してください。
   ※申込先のメールアドレスが変わりましたのでご注意ください。

  <第39回知財教育研究会 申込書>
     1.お名前:
     2.ご所属:
     3.お役職:
     4.電話番号:
     5.メールアドレス
     6.発表希望の有無と、発表の場合は演題と要旨
     7.日本知財学会(会員・非会員)、知財教育分科会(登録済・未登録)
【参加資格】
どなたでもご参加いただけます。
日本知財学会への入会・知財教育分科会への登録を推奨します。
【参加費】 無料
【お問合せ】
お問い合わせは、知財教育分科会事務局までお願いします。
E-mail: ipaj.edu(アットマーク)gmail.com (知財教育分科会事務局)
※(アットマーク)を@に変換して送信してください。