分科会 Subcommittee

知財教育分科会

<オンライン開催> 第71回知財教育研究会(2024年2月25日開催)

 2023年11月18日に開催した日本知財学会第21回年次学術研究発表会では、知財教育分科会セッションで、「知財学会 21 年、知財教育分科会 16 年目に考える」と題して、次の時代の知財教育分科会の運営を担う幹事を中心に話題提供をお願いしました。
 第71回知財教育研究会は、知財教育研究の発展に向けて、20年を見越した研究・実践報告と、それらの情報共有、議論の場としたいと考えます。多数の皆様の発表、参加をお願いします。

【日時】 2024年2月25日(日)9時-12時(予定)
【場所】 オンライン開催 (実施拠点:東大寺学園中学校・高等学校)
【共通テーマ】 「知財教育」と「知財創造教育」
【内容】
■第1部 知財教育に関する研究・実践報告
「『知財創造教育』を小学校現場に普及・浸透させるためにXⅢ ~自由で豊かな発想のサポート~」 
栁瀬 啓史
(高知市立介良小学校)
小学校段階における「知財創造教育」は、その領域や分野がまだ確定されておらず、模索の状態である。しかしそれは、取り扱われる内容・方法・教材等が、まだ無限の可能性を有している段階であることも意味する。発表者はこれまでに、児童・生徒一人ひとりが「創造的価値ある存在」であるという視点から授業を重ね、本教育普及・浸透の課題を少しずつ検証してきた。今回は、「減災」への取組として挙げられる様々な公共事業の例を理解することから、自分たちなりの小学校を“災害に強くするには”を考え、自由で豊かな発想を試みる。そこには先人たちの「努力や工夫」が、私たちの生活を“知財創造”し続けていることへの理解を含め、ふとしたアイデアが実現につながる可能性のあることを示唆している。新しい視点から「知財創造教育」の普及・浸透のために必要な要素について考察していきたい。

「生成AIを利用した教育の在り方 ―ChatGPTの利用研究としてー」
小島 美柚
(名古屋文理大学 情報メディア学部 情報メディア学科)
今日、AIが日常生活に浸透し、教育でも取り入れる方針が進んでいる。現在のChatGPTの学習能力を調査し、人々が気軽に行うことのできる範囲での技術の把握、そして生成AIを使用することでの学生側の意見調査に努めた。その結果、今までとは全く違う課題を生徒に課す必要があるという大きな課題を発見した。これから生成AIを受け入れて当たり前に使用していくには、今一度なぜ課題を生徒に与えるのかを見つめ直し、教育を根本から変化させていくことが必要である。

「画像生成AI活用における問題点と展望 ―画像生成AIを人々が正しく扱うために必要なこと―」
新田 悠貴
(名古屋文理大学 情報メディア学部 情報メディア学科)
画像生成AIはリリースされて間もない技術であることから利用に関するルールの面で不鮮明なことが多い。だが、正しく扱うことが出来れば誰でも特に知識を必要とせず絵を作成することが出来るため非常に便利な技術であることは確かだ。
本報告は現在画像生成AIが抱えている問題点を考察することで、人々が正しく画像生成AIを扱うために必要な事の展望を図る。調査方法は主に画像生成AIの利用によって引き起こされた問題や事例を考察し、画像生成AI利用についてのアンケートを行うことで問題の調査を行った。その結果、現在の画像生成AIは技術的な問題だけでなく、利用規約を確認せずに利用している利用者がいるというモラル面の問題、画像生成AIに備わっている機能の悪用といった問題が明らかになった。そして、これらの問題の要因を考察した。その結果、画像生成AIによって生成された画像の著作権に対する認識の拙さや、画像生成AIに関するルールが不明確であることが目立つことからこれらが要因として考えられ、改善が求められることが分かった。

「T高校における令和5年度知財力開発校支援事業での成果と課題」
𠮷田 拓也
(東大寺学園中学校・高等学校)
共通教科情報科における「コミュニケーションと情報デザイン」の単元で実践し,意匠考案を行った。コンテンツ設計では,5つのステップを設けて学んだり,3人1組で話し合う時間を設けたりして,制作し,結果として,1名の作品が2023年度のデザインパテントコンテスト(主催:文部科学省,特許庁,日本弁理士会,独立行政法人工業所有権情報・研修館)で入賞した。これで,2020年度から4名が意匠権の取得および見込みとなった。一方,今後の課題と感じたのは,先行意匠調査の充実である。そのため,高校生のJ-PlatPatの利用について,手引きとなるようなものを作成したいと考えている。

■第2部 2023年度の活動報告と2024年度の活動計画
【発表者・参加者募集】
発表参加をご希望の方は、2024年1月26日(金)までに、
一般参加をご希望の方は、2024年2月23日(金)までに、
下記の入力フォームに記入して送信してください。受付通知が自動送信されます。しばらくたっても届かない場合は、ご自身のメールアドレスが誤入力の場合が考えられます。その際は再度お申し込みください。
 ⇒ (入力フォームへ)

 <第71回知財教育研究会申込内容>
  1.名前
  2.所属
  3.役職
  4.電話番号
  5.メールアドレス(必要に応じて第2メールアドレスも)
  6.発表演題(発表申込の場合)
  7.要旨(発表申込の場合、200~400字程度)
  8.その他連絡事項等
【参加資格】
どなたでもご参加いただけます。
日本知財学会への入会・知財教育分科会への登録を推奨します。
【参加費】 無料 、事前参加申込制
【発表者へのお願い】
発表時間は概ね20-30分をめどに、発表数に応じ目安の時間をお知らせします。配布物は事前に分科会事務局までPDFファイルでお送りください。参加者に配布します。PPTスライドは発表者のパソコンで操作していただきます。
【その他】

① 発表者・参加者は、各自、インターネットに接続できる情報機器をご用意ください。

 ご希望に応じて、事前にテスト実施の機会を設定することも可能です。

② 著作権等に関わる運用規定は別途定めます。

③ 発表・参加申込にかかわる個人情報は知財教育分科会活動にのみ使用します。

【これまでの知財教育分科会の活動】
https://www.ipaj.org/bunkakai/chizai_kyoiku/index.html
【お問合せ】
お問い合わせは、知財教育分科会事務局までお願いします。
E-mail: ipaj.edu(アットマーク)gmail.com (知財教育分科会事務局)
※(アットマーク)を@に変換して送信してください。