分科会 Subcommittee

知財学ゼミナール

論文募集のお知らせ


 日本知財学会創立10周年記念出版
  『知的財産イノベーション研究の展望』

  日本知財学会の分科会の一つである知財学ゼミナールでは、日本知財学会10周年記念事業として、書籍『知的財産イノベーション研究の展望』(仮題)を刊行する運びとなりました。つきましては、下記の要領で、論文(日本語)を募集いたします。下記のスケジュールで募集し、編集委員会にて審査の上、書籍に収録する論文を選考させていただきます。

【募集内容】
・知的財産の創造/保護/活用に関する制度・政策、知的財産の創造/保護/活用の実践に関わる組織(大企業、ベンチャー、大学、公的研究機関、産学の仲介機関、その他)のマネジメント(オープン戦略とクローズド戦略の使い分け、強い特許ポートフォリオの構築戦略等)、知的財産を活用したイノベーション創出のメカニズム等に関して、この先10年間で重要となるテーマ/研究領域を取り上げて、背景となる歴史と現状、そのテーマ/研究領域が重要である理由、先行研究、筆者自身のこれまでの研究成果、今後の展望等を論じた論文を募集します。

・論文が拠って立つ学問領域はいずれでも構いません。複数の学問領域の境界に位置する論文も歓迎いたします。研究の方法論については、定量的方法、あるいは定性的方法の、いずれでも構いません。他の学問領域で用いられている方法論を知的財産イノベーション研究に適用した場合にどのようなインパクトが期待されるかといった、方法論に焦点を絞った論文も歓迎します。

・筆者自身がこれまでに発表した複数の論文の内容を踏まえたレビュー論文でも構いません。ただし、既存のどの論文を踏まえたものなのかが明記される必要があります。また、単なる既存論文の足し合わせではなく、それらを踏まえて、そのテーマ/研究領域の今後の展望が示されることが望まれます。
【応募条件】
・原則として、第一著者は日本知財学会の会員であることが求められます。
・第一著者としての応募は、お一人につき1論文でお願いいたします。
ただし、共著者として複数の論文に関わることを妨げるものではありません。
【分 量】
 1論文につき2万字程度。
【その他】
・著作権については、「日本知財学会誌投稿規定(2012年6月改訂)」(ウェブサイトhttp://www.ipaj.org/bulletin/ からダウンロード可能)の[2.3]に準じます。
・引用文献・参考文献については、「日本知財学会誌投稿規定(2012年6月改訂)」
(同上)の[3.8]ならびに[3.9]に準じます。
・各著者に対し、書籍刊行に関する費用負担は発生いたしません。
・各著者に対し、原稿料・印税は支給いたしません。
【スケジュール】
・2012年12月17日 エントリー締め切り
論文の概要(A4用紙1ページ程度)、ならびに、当該論文に関連した著者自身のこれまでの発表論文、学会発表要旨などがあれば、そのリストならびに現物のコピーをご提出ください。
・2012年12月25日 第一段階選抜の採否の連絡
・2013年1月21日 論文提出締切
・2013年1月31日 第二段階選抜の採否の連絡、ならびに個別の修正依頼
・2013年3月 刊行予定
【エントリーの送り先】
・電子ファイル(メール添付)の場合:
 sumikura☆grips.ac.jp まで。 ☆を@に変えて送信してください。
・郵送の場合:
 〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
 政策研究大学院大学 隅藏康一宛
 (ご所属、ご氏名、メールアドレス等連絡先を、お書きください。)

上記のいずれの方法で書類をいただいた場合でも、受領したら24時間以内に電子メールで受領の連絡をいたします。受領の連絡がない場合は、お問合せ下さい(電子メールか、電話090-5324-3773にてお願いします)。
【編集委員会】 50音順、敬称略
・金間大介 北海道情報大学 准教授
・香坂 玲 金沢大学 准教授
・齋藤裕美 千葉大学 准教授
・鈴木睦昭 国立遺伝学研究所 知的財産室長
・隅藏康一 文部科学省科学技術政策研究所 総括主任研究官/ 政策研究大学院大学 准教授(日本知財学会理事、知財学ゼミナール担当理事)
 他(予定)