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知財学ゼミナール

オープンセミナー(2017年7月8日開催)のお知らせ

知財学ゼミナールのオープンセミナーを開催いたします。
本セミナーは知的財産マネジメント研究会(Smips)と共催で、第189回研究会の一部として開催いたします。

【日 時】
2017年7月8日(土)13:00~18:30
【場 所】
政策研究大学院大学 5階講義室L (東京都港区六本木7-22-1)
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/
【テーマ】
「技術と法律」~データの利活用とデジタル時代の法律設計
【講演者】
足立昌聡氏(弁護士)、日置巴美氏(弁護士)、
新井秀美氏(行政書士)、芝尾幸一郎氏(ソフトウェアエンジニア)ほか
【スケジュール】
13:00~14:30 第一部
足立昌聡氏(弁護士)、日置巴美氏(弁護士)

15:00~18:30  LT(Lightning Talks)
新井秀美氏(行政書士)、芝尾幸一郎氏(ソフトウェアエンジニア)ほか

*LT(Lightning Talks)とはカンファレンスなどで行われる短い時間のセッションです。今回はお1人20分ほどを予定しています。
【内 容】
IoT、AI、ブロックチェーン、VRをはじめとしたXR、ドローンなど、毎日ニュースで目にしないことはないほど技術情報があふれるようになってきました。

少し前までインターネット上にデータを置くことはデータ流出の観点から禁止されていることが多かったにもかかわらず、個々人の行員にメールアドレスを持たせなかった銀行ですらパブリッククラウドの導入を進めています。不当にコピーされることを防ぐためにコピープロテクトCDを作っていたにもかかわらず、YouTubeが違法にアップロードされた楽曲であっても権利者へお金が入る仕組みを作りだしました。テレビ番組を録画するブルーレイにはダビング10(コピー回数制限)を設け、コピーガードCSSをつけたにもかかわらず、テレビ局を横断した地上波のテレビ番組を見れるTVerというプラットフォームができています。

法律側はインターネットの普及とともにかつての法律規制の趣旨や法律設計を技術の見通しをしつつバランス感覚をもって、問題が起きてからではなく技術に伴走するように適度なスピード感で問い直す必要性が出てきています。また技術側も書籍でも追いきれない様々なプログラミング技術がでてきているので、社会順応や海外対応も含めインターネットと知財と技術がパラレルに把握することがより求められつつあります。

2020年にはプログラミング教育の義務化も始まり、“Digital Nature“がさらに加速する世界が間もなくやってきます。

まずはどんな世界があるのか、先を行くみなさまのお話をお伺いする機会としたく、ご参加をお待ちしております。
【参加方法】
参加登録不要、参加費無料です。講義室L内の受付でお名前をお伺いいたします。
知的財産マネジメント研究会(Smips)との共催です。