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知財学ゼミナール

オープンセミナー(2018年10月13日開催)のお知らせ

知財学ゼミナールのオープンセミナーを開催いたします。
本セミナーは知的財産マネジメント研究会(Smips)との共催です。

【日 時】
2018年10月13日(土)13:00~14:30
【場 所】
政策研究大学院大学 5階講義室L (東京都港区六本木7-22-1)
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/
【テーマ】
「国際標準番号制度(主にISMNコード)を活用した権利情報のデータ化による著作権政策の可能性について-ISBNおよびISMN国際会議報告とドイツエージェンシーによるコード活用事例の現地リサーチ報告-」
 【内 容】
ISOコード(主にISMN)によるデータ化と著作権情報を結びつけた新たな権利政策を制度化することにより、権利者および利用者の相互利益、権利の保護と促進に繋がる政策を提案する。本報告では、以下を予定しております。
 ①著作権(主に音楽)に関する現状の事故事例と問題点
 ②この分野で先進であるドイツにおけるコード活用例報告、
  ISBNおよびISMN世界会議における最新情報とコードに関する問題点の報告
 ③コードデータと著作権情報を結びつけた新しい政策制度設計提案。
 ④質疑応答
【講演者】
岩本京子氏(政策研究大学院大学公共政策プログラム 文化政策コース 修士課程在籍中)
【講演者プロフィール】
研究テーマ:国際標準番号制度(主にISMNコード)を中心とした知財制度設計の可能性。
慶應義塾大学法学部法律学科卒業(田村次朗法学研究室)。
 3才より箏曲、日本舞踊を始め、沢井忠夫、若柳松紅師等に師事。NHK邦楽技能者育成会36期卒、多くの賞を受賞しリサイタル多数開催。現代音楽委嘱初演有り。このような芸術活動の中から作曲家の楽譜と著作権の重要性を考え、2003年現代音楽楽譜出版 マザーアース株式会社設立。現在、洋楽から邦楽まで、3000曲以上の著作権管理を行い現代音楽における楽譜出版・著作権管理数、管理作曲・作詩家数等日本第1位(同社調)。2009年、国際文化催事運営会社、スペース株式会社も設立し港区指定業者として地域の文化国際交流事業にも携わる。2013年、楽譜のISOコード(国際標準番号制度)であるISMNコードをドイツにあるISMN世界本部より直接付与される、2014年、ISBNも取得。2016年、東京タワーから世界への文化情報発信として、非営利団体CSPC(文化発信促進委員会)設立、2018年9月CSPC-JAPAN日本代表チームリーダとしてウズベキスタン共和国より招待を受け、"Maqom Art International Forum"にて歌部門にて世界第3位を同チーム受賞。
 著作権の多数の実務経験から、著作権法が権利者にとっても利用者にとっても好ましくなる実施政策制度設計を研究するために政策研究大学院大学に進学、修士課程にて同研究および論文執筆中。2018年9月22日~、ISMN、ISBN両世界本部より招待を受けて、ISMN、ISBN世界会議に参加。
【参加方法】
参加登録不要、参加費無料です。講義室L内の受付でお名前をお伺いいたします。
知的財産マネジメント研究会(Smips)との共催です。