コンテンツ・マネジメント分科会
Fashion Biz Study 連続講座 ファッションローの実務
第2回 ファッション・アパレル事業と権利化実務~特許事務所のお仕事~
(第57回CMSC研究会)
ファッション・アパレルブランドの立ち上げや、製品デザインの創作を行うに当たり、知的財産権の取得を行うことの重要性は高いといえます。また、使用するブランド名やデザインについて他社がすでに権利を取得している場合には、使用することができません。もし使用すると、せっかく立ち上げたブランドの名前を変更したり、製造済みの製品を廃棄しなければならなかったり、損害賠償請求を受けてお金を支払わなければならない場合もあります。
それを避ける意味でも、権利取得を目指す必要があります。しかしながら、アパレル関係者の方が希望することが多い商標権や意匠権などの権利を取得する場合の手続きは、複雑かつ法律上の知識等が必要になります。そこで、特許事務所にアドバイスを求めることになります。普段接することが無い特許事務所とのやり取りは不安になることもあると思いますが、このセミナーではそういった方の不安を取り除くべく、ファッション業界の方が特許事務所と日頃どのようなやり取りをされているのかについて明らかにし、料金や公的な助成金の取得方法などについて実務上どのようなやり取りをするのか基礎的なことから解説をします。
★対象者は、商標や意匠の出願経験のない方です。入門的な講座になります。
【日 時】 2019年1月16日(水)19:30~21:00 |
【会 場】 スパイラルルーム(スパイラル9F) 東京都港区南青山5-6-23 地下鉄表参道駅 B1、B3出口すぐ ※スパイラル館内のエレベーターで9階までお上がりくださいませ。 http://www.spiral.co.jp/a_map/ |
【主 催】 Fashion Studies http://fashionstudies.org/ |
【共 催】 日本知財学会 コンテンツ・マネジメント分科会 http://www.ipaj.org/bunkakai/content_management/index.html 東海大学総合社会科学研究所知的財産部門 http://www.ssrip.u-tokai.ac.jp/HPC-index.html |
【協 力】 スパイラルスコレー 企画:篠崎友亮(Fashion Studies) |
【講演者】 安田 和史 氏(株式会社スズキアンドアソシエイツ 取締役、特許業務法人SSINPAT) 関 真也 氏(TMI総合法律事務所 弁護士) ※モデレーター |
【参加費】 参加お申込はPeatixにて承っております。 お申込後の払い戻しはできませんので、ご了承ください。 Peatixがご利用できない場合は、「ファッションローの実務 第2回の件」と明記して、下記のメールにてお問い合わせください。 contact●fashionstudies.org ※●を@に変えて送信してください。 ※当日券は会場にて承っております。 ●一般 前売4,000円(Peatixにて) 当日4,500円 日本知財学会員 前売3,000円(Peatixにて) 当日3,500円 学生 前売3,000円(Peatixにて) 当日3,500円 ●2回、3回連続券 一般 7,500円 (Peatixにて) 日本知財学会 5,500円(Peatixにて) 学生 5,500円(Peatixにて)) |
【参加申込】 |
【講演者紹介】 ●安田 和史 氏 特許業務法人SSINPAT(エスインパット)、株式会社スズキアンドアソシエイツ取締役 法政大学兼任講師、第一工業大学非常勤講師、日本知財学会事務局。スタートアップ企業から大企業まで、それぞれのシチュエーションに応じて特許業務法人SSINPAT(エスインパット)にて権利化周りのアドバイスを行っている。 ●関 真也氏(モデレーター) TMI総合法律事務所弁護士/NY州弁護士/津田塾大学非常勤講師/東海大学総合社会科学研究所研究員/日本知財学会事務局員 著書『ファッションロー』(勁草書房/2017年)では、「米国におけるファッションロー」について解説。ファッション関係の主な論文に、「Star Athletica事件合衆国最高裁判決:実用品のデザインに用いられる美術的特徴が保護適格性を有するか否か(分離可能性)を判断する基準~日本の著作権法における応用美術の保護への示唆~」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻9号、日本国際知的財産保護協会、2017年、838頁「米国知的財産法によるファッション・デザイン保護の現状と課題(2)」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻2号、日本国際知的財産保護協会、2017年、149頁「米国知的財産法によるファッション・デザイン保護の現状と課題(1)」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻9号、日本国際知的財産保護協会、2017年、6頁等がある。 http://www.tmi.gr.jp/staff/m_seki.html |