大学発イノベーション分科会
第2回研究会「大学の研究力とは?」(2015年7月3日開催)のお知らせ
大学における研究戦略について多く議論されるようになった。大学本部による研究戦略の策定は、大規模大学だけに必要なのではない。18歳人口の減少やグローバルレベルで大学間競争が激化する中で、地方大学や私立大学においても生き残りのため大学の理念や強み、地域特性などを考慮した研究戦略を作っていくことが求められる。具体的には研究戦略を立案するには、収益および費用の将来予測、ベンチ・マークとなる他大学との比較、それらに基づく様々な観点から考察した自大学のポジショニングなどを行わなければならない。一方、研究分析手法の開発や分析技法の習得方法などはいまだ十分とはいえず、「分析それ自体が目的化」しているケースもあるように見受けられる。
このような現状認識に基づき、本研究会では大学等の研究機関に独自の研究評価・分析ツールを提供しているエルゼビア・ジャパン株式会社の柿田佳子氏に話題提供をしていただき、研究戦略を論じる上で、その根底にある「大学における研究力とは何か、それらを把握するにはどのようなことが必要か」についてフロアとディスカッションをしていきたい。
【日 時】 平成27年7月3日(金)17時-18時30分(予定) |
【場 所】 東京工業大学 大岡山キャンパス 本館1階 H117教室 http://www.titech.ac.jp/about/campus_maps/ookayama.html |
【参加費】 日本知財学会会員:無料 一般(非会員):1,000円 |
【内 容】 ◆講師 「エルゼビアの研究マネジメントツールを使った研究力の評価・分析」 柿田佳子氏(エルゼビア・ジャパン株式会社 シニア・ソリューションマネージャー) ◆コメンテーター 岡野恵子氏(横浜市立大学URA推進室 特任助教) |
【参加お申込み・お問い合わせ】 事前参加申込制です。 電子メールに以下を記載して、幹事宛にお申込ください。 (1)氏名、(2)主なご所属、(3)会員/非会員 連絡先:harada(☆)acls.titech.ac.jp(幹事/原田隆) ※(☆)を@に変えて送信してください |