分科会 Subcommittee

大学発イノベーション分科会

第10回研究会「URAに一緒に考えてほしいこと~対話を通して~」
(共催:産学連携学会リサーチアドミニストレーション研究会)

 平成23年度の文部科学省事業「リサーチ・アドミニストレーター(以下URA)を育成・確保するすステムの整備」(URA整備事業)および「研究大学強化促進事業」を通じて全国の大学にURAの配置が進み、その学内外での「認知度」は確実に高まってきています。一方でURAシステム導入の「効果」については評価が分れています。その原因の1つに個々のURA、研究推進担当部署、執行部、関連官庁および外部関係者の中で思い描く「URAの果たすべき役割」が共有されておらず、またその業務内容(短期および中長期を含む)も税金を原資とする競争的資金獲得に注力し過ぎている点があるように思えます。もはやURAは黎明期ではありません。今後、URAシステムが着実に発展し、社会に貢献していくためには、ここでURAに関するいくつかの「根源的な問い」についてURA関係者でじっくり考える必要があるのではないでしょうか。

 このような問題意識から、URA整備事業推進委員会評価小委員会等でURA深く関係してこられた(独)工業所有権情報・研修館 理事長である三木俊克先生とURAとの対話を実施することにいたしました。開催ポリシーでもある〝立場を超えてフラットに対話する研究会“という位置づけとして生の意見をぶつけ合うことで、URAの現状および意義等についてじっくり考えたいと思います。
 皆様のご参加をお待ちしております。

【日 時】 平成30年3月10日(土)13時30分-15時40分
【場 所】 東京工業大学大岡山キャンパス 本館3階 H136講義室
       http://www.titech.ac.jp/maps/index.html 
【プログラム】
13:30-13:35 URAによる対話の意義(趣旨説明) 
         原田 隆
(東京工業大学URA)
13:35-14:30 第1部 講演 ~URAへの問題提起~
         三木俊克氏
(工業所有権情報・研修館理事長)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:40 グループディスカッションおよび三木理事長との対話
【共 催】 産学連携学会リサーチアドミニストレーション研究会
【参加費】 無料(事前登録制、定員50名)
【参加申込】
こちらのURLよりお申込みください。
https://ws.formzu.net/fgen/S52752189/
【お問合わせ】
harada(☆)c.titech.ac.jp (東京工業大学 原田)
※(☆)を@に変えて送信してください