大学発イノベーション分科会
第19回研究会
「産学連携におけるプリエンプション:既存企業による大学知財の囲い込みの可能性」
大学発イノベーション分科会は、オンラインで研究会を開催します。
【日 時】 2020年5月30日(土)13時30-14時30分 |
【場 所】 Zoomによるオンライン開催 |
【テーマ】 産学連携におけるプリエンプション:既存企業による大学知財の囲い込みの可能性 |
【概 要】 企業による大学の知識活用は、1980年代以降、急速に注目を集めるようになった。日本においても、企業と大学の共同研究をはじめとする産学連携活動の指標は大きく増加しており、それに比した成果に関する指標の伸長も強く期待されている。 その一方、産業が成熟化するとともに、企業と大学による共同研究の成果を実用化する際の課題が顕在化しつつある。共同研究によって創出された発明は、大学と企業が共有して権利化することが一般的となっており,2004年の国立大学の法人化以降は、大学が出願人となる国内特許出願の約半数が企業との共有となっている。このことが企業による大学の技術の囲い込みを助長している可能性がある。 本研究では、このような現象を既存企業によるプリエンプションと位置づけ、既存の大企業ほどプリエンプションを採用が合理的な戦略であること、また特許の共有を規定する特許法第73条がこの背景にあることを示す。 |
【ご講演者】 金間大介 氏(金沢大学人間社会研究域 経済学経営学系 教授) |
【参加費】 無料 |
【参加申込】 下記申込みフォームへの入力をお願いします。 https://ws.formzu.net/fgen/S89892912/ 締切:5月29日(金)17時 5月29日18時以降、ご入力いただいたメールアドレスにZoomのURLをお送りします。 |
【お問合わせ先】 大学発イノベーション分科会 幹事 原田隆(東京工業大学) harada※c.titech.ac.jp メール送信時に※を@変換ください。 |