【会員対象】定例研究会
第18回定例研究会(知財人財育成研究分科会 第31回例会)
(2017年9月28日開催)
今回は、ヒト・モノ・カネ・情報と比較して、「知」が「経営資源・事業資源」として圧倒的に遅れているのではないかという観点から、それに対応する知財人財が育成されているか、それに対応する知財部門の経営寄与ができているか、ということを問います。それを通じて知財人財戦略の総括と展望に関する議論をしていきたいと思います。
本年は、「知財立国」15周年です。(2002年知的財産戦略大綱の発表、知財立国宣言)。
人財育成に関しては、2006年1月「知的財産人材育成の総合戦略」が10年計画として策定され、2012年にはその補完版「知財人財育成プラン」が作成されました。これらが2014年に満了してから、次の人財育成戦略は何もつくられていません。
その間、知財が寄与すべき産業の世界は、「IoT」「ビッグデータ」「AI」「ロボット」「バイオサイエンス」等によって、第四次産業革命が進展しつつあります。その流れの中で、モノづくりの世界では「製造業のサービス化」が、まだビジネスモデルでは「プラットフォーム化」が軸となって産業生態系が大きく変容と多様化しています。しかしながら、日本の知財マネジメントは残念ながらこれらに追いつけていないように見えます。また、それを担うべき知財部門の活動や、知財人財育成にも大きな遅れが生じているようです。
このような問題意識に基づき、知財人財戦略の総括と展望に関する議論を皆さんとしていきたいと思います。知財人財育成担当の方に限らず、関心をお持ちの方、どうぞご参加ください。
【日 時】 2017年9月28日(木)18時30分~21時 ※受付開始18時 |
【会 場】 金沢工業大学(KIT)虎ノ門大学院13階 1301室 http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm |
【概 要】 1.問題提起(90分) 「知財人財は育成できたか、知財部門は事業に寄与しているか? ~事業資源の観点から「知」を議論し、知財人財戦略15年の総括と展望を行う~」 妹尾 堅一郎 氏 本分科会担当理事、特定非営利活動法人産学連携推進機構 理事長 一橋大学大学院共学研究科MBA客員教授、 CIEC (コンピュータ利用教育学会)前会長 研究・イノベーション学会参与(前副会長) 他 2.参加者との共同セッション(60分) |
【参加費】 無料(事前参加申込制) |
【参加申込】 以下URLより必要事項を記入の上、申し込み下さい。 なお、今回は定例研究会としての開催となりますので、 日本知財学会会員(個人・法人・学生)の方がご参加頂けます。 http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P14920137 申込締切:9月27日(水)20:00 (会場の都合により、先着60名とさせていただきます。) |