【会員対象】定例研究会
<オンライン開催> 第67回定例研究会
「大企業における『経営をデザインするという考え方』の浸透について」
(経営デザイン分科会 2023年3月16日開催)
2018年6月,知的財産戦略本部は,「知的財産戦略ビジョン~『価値デザイン社会』を目指して~」を公表し,2030年頃を見据えた日本が目指すべき社会像として「価値デザイン社会」を提唱した。ここで,価値デザイン社会とは,「経済的価値にとどまらない多様な価値が包摂され,そこで多様な個性が多面的能力をフルに発揮しながら,「日本の特徴」をもうまく活用し,様々な新しい価値を作って発信し,それが世界で共感され,リスペクトされていく」社会であると定義されている。
そして、知的財産戦略ビジョンと同時期に,知的財産戦略本部の「知財のビジネス価値評価検討タスクフォース」から『知財のビジネス価値評価検討タスクフォース報告書~経営をデザインする~』と『報告書別冊(経営デザインシート記載要領)』がとりまとめられている。この知財のビジネス価値評価検討タスクフォースでは,「経営をデザインする」考え方について検討され,その考え方を体現したツールとして,経営デザインシートが創作された。
現在、経営デザインシートを通じた「経営をデザインする」という考え方の普及に向けて,全国において同時多発的かつ創発的にセミナーやワークショップ,具体的な作成支援などが行われている.しかしながら、その多くは中小企業に関するものであり、大企業における経営デザインシートの活用状況は外部からはうかがい知ることができない。
そこで、今回は大企業における経営デザインシートの直接的な活用ではなく、その本質である「経営をデザインする」考え方がどのような側面から大企業に浸透しているのか、経営デザインシートの開発から普及に深く関わられた皆さまをお招きし、その浸透状況をお話いただきます。
【日 時】 2023年3月16日(木)19時~21時 |
【形 式】 オンライン開催(Zoom) ※前日にURLをお送りします |
【内 容】 1.「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」の改訂と「経営をデザインする」という考え方 奥田 武夫 氏(内閣府知的財産戦略推進事務局 政策企画調査官) 2.統合報告における「経営をデザインする」という考え方 住田 孝之 氏(住友商事株式会社 執行役員 兼 住友商事グローバルリサーチ株式会社 社長、WICI(世界知的資産/資本イニシアティブ)元会長) 3.人的資本経営と「経営をデザインする」という考え方 関 大地 氏(株式会社サイバーセキュリティクラウド常勤監査役、内閣府価値デザイン経営ワーキンググループ委員) |
【参加費】 無料(事前参加申込制) |
【参加資格】 日本知財学会会員。ご所属先が法人会員である方もご参加いただけます。 https://www.ipaj.org/admission/member.html 未入会の方は、参加申込時に入会することによりご参加いただけます。 https://www.ipaj.org/admission/ |
【参加申込】 こちらのフォームよりお申込みください。簡単なアンケートにもお答えいただきます。 https://jp.surveymonkey.com/r/DZCF95P 申込締切:2022年3月14日(火) |