【会員対象】定例研究会
第85回定例研究会(ビジネスと知的資産・知財法研究分科会)
「感性に基づく価値研究に関する考察
-ファッションを中心としたコンテンツ産業を事例として-」(2024年10月30日開催)
10月の定例研究会は、ビジネスと知的資産・知財法研究分科会が担当します。
経済産業省では、デザインやブランドの戦略的活用を企図し、2007年に「感性価値創造イニシアティブ」を策定し、感性価値という新たな着眼点からの価値軸の提案を行っています。2018年には、特許庁から「デザイン経営宣言」が公表され、ブランド構築に資するデザインとイノベーションに資するデザインへ取組み等、デザインの力をブランド構築やイノベーション創出へ活用する経営手法を提唱しています。
知財経営分野においても、デザイン、ブランド、イノベーションへ取組み、知財ミックスを通じて、競争優位性を高めようとする取組が顕著であり、デザイン経営の重要性はますます向上する傾向です。
今回の定例研究会では、感性価値の研究を進めている実務家研究者からの講義を通じて、機能やスペック等の製品価値だけではなく、感性に重きを置いたコンテンツや製品価値という価値創造に焦点を当て、知財経営分野においてデザインとブランド、デザインとイノベーションの相互作用やその影響について再検討することを目的としています。
特に海外で展開されているブランドの取組みが顧客にどのように認知されているのか等も踏まえ、ビジネスと知的資産・知財法の関係性を考えていきたいと思います。
皆様のご参加お待ちしております。申し込み方法は、下記をご参照下さい。
【日 時】 2024年10月30日(水)19時~20時30分 | |
【場 所】 ZOOMによるオンライン開催(事前登録制) | |
【テーマ】 感性に基づく価値研究に関する考察 -ファッションブランドを中心としたコンテンツ産業を事例として- |
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【講演者】 江上 美幸 氏(日本経済大学経営学部 芸創プロデュース学科 准教授、 ファッションコース主任) 法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了。博士(政策学)。 これまで繊維・ファッション業界において約30年間企画職へ従事。海外勤務経験あり(中国・上海)。主な研究テーマは、日本ファッションブランドの価値創造。2024年4月から現職。世界から注目される渋谷からファッションやエンターテインメントの素晴らしさを発信、個性を伸ばす教育に力を入れる。 主要論文 査読付き論文(単著) ・カスタマージャーニーを用いた 「裏原宿」 におけるインバウンド旅行者への誘因性に関する考察―中国人来街者を事例として―. マーケティングジャーナル, 41(4), 80-92, 2022. ・中国における日本ファッションブランドの受容性―日韓ファッションブランドへのイメージと認知に対する比較―. 文化経済学, 19(1), 20-33, 2022. ・中国における日本ファッションの人気の系譜と受容性に関する考察. ファッションビジネス学会論文誌= Annual journal of studies the Society for Fashion Business, 25, 1-14, 2020. |
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【内 容】 1)価値創造に関する講演 2)質疑応答、ディスカッション |
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【参加費】 無料(事前参加申込制) | |
【定 員】 100名 | |
【参加資格】 日本知財学会会員に限ります。 未入会の方は、参加申込時までに入会していただければご参加いただけます。 https://www.ipaj.org/admission/ ※ご所属先が法人会員である場合もご参加いただけます。 https://www.ipaj.org/admission/member.html |
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【参加申込】以下のフォームよりお申し込みください。 日本知財学会 第85回定例研究会 参加申込フォーム 申込締切 2023年10月29日(火) ※ZOOM URL 2023年10月30日(水)に送付いたします。 |