コンテンツ・マネジメント分科会
コンテンツ・マネジメント分科会セッション(第5回研究会)のお知らせ
2010年6月19日(土)、20日(日)、東京工科大学蒲田キャンパスで日本知財学会第8回年次学術研究発表会が開催されます。そこで、コンテンツ・マネジメント分科会は、第5回研究会としてセッションを設けることに致しました。
セッションには、エンターテインメント分野における法律の研究者としてもご活躍されている、角田政芳氏(東海大学法科大学院教授)をお招きし、近年話題になっている「NintendoDSマジコン事件」をテーマにご講演いただきます。
【講演】 角 田 政 芳 氏(東海大学法科大学院教授) |
【テーマ】 「マジコン事件は著作権・意匠権・特許権の侵害事件ではないのか?」 ★講演内容の詳細については、こちらをご覧ください★ 「マジコン事件は著作権・意匠権・特許権の侵害事件ではないのか?」 注)マジコン事件とは[東京地方裁判所平成20(ワ)20886等] 任天堂の販売する携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」上で、ネットからダウンロードにより違法コピーしたゲームソフトの起動が可能となる、いわゆる「マジコン」と呼ばれる機器を輸入、販売をしていた複数の業者に対し、任天堂は不正競争防止法に基づき、同行為の差し止めなどを求める訴訟をソフトメーカー54社と共同で提訴した。 東京地方裁判所は、任天堂らの主張を認め、業者らに対しマジコンの輸入販売禁止と在庫廃棄を命じる判決を言い渡した。 しかしながら、現在においても市場におけるマジコンの流通および違法行為については止まない状態が続いている。 本事件は、不正競争防止法に基づく請求事件であるが、マジコンによる被害に対して、著作権法や意匠法、特許法に基づく請求の余地がないかが問題となるところである。 |
【開催日時・会場】 日程:2010年6月19日(土) 時間:午前10:00~12:00 場所:東京工科大学 蒲田キャンパス3号館 (新校舎) 受付:3号館エントランス内 会場:3号館、30212教室 ≫セッションプログラム |
【参加費】 分科会セッションの参加費は無料ですが、研究大会への参加費を別途お支払いいただく必要があります。 |